ネットビジネスで理想の働き方を

やりたいことをライフスタイルに!!起業への日々を公開しています

『自由』があなたをダメにする

f:id:kakumeika:20160320211902j:plain

ネットビジネスの象徴である『自由』

 

誰もが憧れる言葉ではありますが、

この『自由』こそあなたを挫折に導いてしまう恐れがあります。

 

なぜなら、

『自由』って言い換えれば『何したってオールオッケー』

ですよね?

 

もちろん道徳的、非道徳的な行動さえしなければ・・・ね。

 

 

それはつまり裏を返せば

 

あなたがネットビジネスを

『いつどのような理由で諦めてもそれもまたオッケー』なのです。

 

これがあなたをダメにしてしまう根源なのです。

 

 

もっと具体的に言いますと、

 

 

 

ネットビジネスを始める人は基本的に

『自由』を求める人が多いかと思います。

僕もそうでしたから。

 

多くの人が求めている『自由』というものは

 

・満員電車の中通勤しないで済む

・嫌な上司や人間関係に我慢して付き合わなくて済む

・時間に縛られずに生きていける

・自分らしさを発見できる

・早起きしなくて済む

・平日から旅行に行きたい

 

・・・

 

他にも沢山あります。

 

『自由=どんな事もやっていいし、束縛されないし、全てが許される』

というイメージを持ってネットビジネス業界に参入するわけです。

 

 

しかし実際はどうか?

 

「今日はやる気でないし、作業はやらない!」

これも自由だからこそ許されるわけです。

 

会社でやる気ないから仕事しない!

って言うと上司に叱られますよね。

 

 

でも『自由』になるとそれが許されてしまうわけです。

良くも悪くもね。

 

 

 つまり『自由』という束縛のない世界において、

 

あなたを良い意味で束縛してくれる人はいないのです。

あなたを強制的に行動させてくれる人はいないのです。

 

あなたが成功しようが、諦めようが

全て許されるし自由なのです。

 

 

『自由』とは無限に言い訳ができて

自分をどこまでも正当化できるような

果てしなく甘い世界なのです。

 

 

だから、

正直夢見て自由を追っかけたり、

淡い幻想を抱いて自由を追っかけたりすると痛い目見ます。

 

 

ネットビジネスにおいて挫折したり諦めてしまう人が多いのですが、

これが理由だったりします。

 

「思っていたほど自由じゃなかった」

「脱サラした途端時間が無限にあると感じてやる気が出ない」

 

とかね。

 

 

じゃあ、巷のネットビジネス業界の言っている『自由』は嘘なのか?

というとそうではありません。

 

結局

『自由』というものの捉え方や定義が違うのです。

 

 

僕も自由を狂ったように求めていた時期もあり、

自由とは永遠のテーマでもあるのですが、

 

僕が至った結論としては

 

『自由』を求めて『不自由』から抜け出そうとする人が不自由人

『自由』な環境にいる中で自ら『不自由』を生み出せる人が自由人

 

ということ。

 

 

先ほども言いましたが、

自由とはどこまでも甘い世界なのです。

 

じゃあその世界を生き抜いて行くには

『自分にどこまでも厳しくできる』事が条件になります。

 

(バランスが偏ると世界は崩壊してしまいますからね。)

 

 

自分にルール(=不自由)を課せられる人が自由な人であり、

自分の既存のルールを取り除こうとする(=自由)人が不自由な人

 

なのです。

 

 

実際に『自由』を謳っている人であっても、

 

早起きをしていたり、

毎日メルマガを書いていたり、

定期的にブログを更新したり、

行った先の旅行の写真をふんだんにアップしたりと。

 

その人なりのルールや毎日の時間の使い方を

自分自身で管理してこなしているから自由を心の底から謳歌できているのです。

 

 

次なるアクションへ導けるほど感情に負けない理性的な自己管理術と

次なるアクションへのドキドキとワクワクの子供の感情

 

このバランスをうまく取れる人だけが

自由という世界を駆け回ることが出来るのです。

 

 

だからネットビジネスを始めて間もなく、

 

会社辞めて使える自由な時間を増やそう!

など安易に自由に憧れて飛びつかないように注意しましょう。

 

 

PS.

 

 

僕は一度全ての環境を捨てて、

東京という未開の土地へ引っ越したことがありました。

(僕は九州出身)

 

そこではいろいろと親や友人の束縛もあって

自分が望む理想を実現出来そうにないって思ってたのです。

 

だから遠い場所へ住居を移すことで

「全ての束縛から開放されて自由になれる!!」

みたいに舞い上がっていたのです。

 

しかし、

実際に東京に着いて僕を待っていたのは『何もない空間』でした。

 

 

引っ越したばかりの部屋には家具もなく真っ白な空間が広がっている

束縛や義務もなく、学校のように課題もない

やらなきゃいけないこともない

起きなきゃいけない時間がないから寝なきゃいけない時間もない

土日、祝日の概念もない

上司もいないし人間関係もない

手帳もないしスケジュール帳は真っ白

 

 

僕の思い描いた自由ではなかったし、

『何もない=自由』ではないって、

 

当時の愚かな僕はやっと気づいたわけです。

 

 

どうすればいいのか?と考えた末

 

まずは起きる時間を決めて、寝る時間を決めて、

明日のスケジュールを決めて、

家具の配置を決めて

・・・

 

こういった事をやるうちに『自由』というものを感じました。

 

 

自分自身へのルールや約束を取り付けて行くことこそ

自由の本質なんだと気づいた瞬間でした。

 

「あ~、自由ってこういうことか・・・」

となんとなく腑に落ちてから僕の人生が変わりました。

 

 

不自由を嘆く人は「今いる環境がいかに自由なものか」

気づけていないわけです。

 

まずはそこから始めましょう!

 

 

ちょっと哲学っぽくなってしまいましたねw