IT流の守り方
どうも!カクメイカです。
『守・破・離』という言葉をご存知ですか?
武術や芸術の世界でよく使われている言葉ですが、
最近はネットビジネス業界でも使われるようになってきていますね。
簡単に言えば、
師匠の教えを守って、
それから自分なりのオリジナルを加えつつ、最終的には独り立ちする。
ということです。
しかし、
ITやネットが普及したことにより
実はこの『守・破・離』の『守』の意味合いが変わってきているのです。
どういうことかというと、
そもそもなぜ弟子は師匠の真似をするのか?
それは師匠と自分の『力量の差』を自覚することが大事だからです。
例えば
空手にしてもそう。
師匠の蹴りと見習いの蹴り
スピードもキレも重心の置き方まで
明らかに違いますし歴然とした差があります。
どこが違うのか?
どこが違うのか?
真似してみて、差を見つけて分析していくことが
技術を発展させる為には必須なわけです。
芸術やアートにしたって同じです。
ところがITに関しては違います。
稼いでいる人のブログを真似しようとすると
残念ながらコピー&ペーストで完全に真似できてしまいます。
稼いでいる人のメルマガを真似しようとすると
完璧にコピー出来てしまいます。
たったの数十秒でね。
つまり本来の『守』の役割である『差の認識』が
ネットの世界ではただ単純に真似するだけでは差を認識できないほど
真似できてしまうわけです。
これではスキルも知識も発展しないわけです。
『守・破・離』の段階で1番難しいと言われるのは
1番最初の『守』の部分です。
これはネットビジネスにおいても同じで、
『0→1』の段階が難しいわけです。
どれだけ稼いでいる人のメルマガやノウハウ、
コンテンツをしっかり真似してやっているのに結果が出てこない。
ノウハウを守っているのに結果が出ない。
それはなぜか?
ただ漠然とした模倣を行っており、
稼いでいる人と結果の出ていない自分との差を
認識できていないからです。
結果、
自分自身が成長の停滞感を感じるわけです。
そしてそれがやがてルーティン化とマンネリ化に繋がり
ドロップアウトしてしまうのですね。
もちろんネットビジネスにおいて
稼いでいる人の真似をするべきなのは間違いありません。
ただし真似するべきポイントは
綺麗な文章やメルマガの文章ではなく、
『そこに付随する思考』なのです。
なぜそうなのか?
なぜそうするのか?
そうしたらどうなるのか?
これらを知る必要があるわけです。
稼いでいる人と結果の出ていない自分との
『思考の差』を認識することがネットビジネス業界で求められる
『守』の役割なのです。
大事なのはノウハウではなくマインド。
稼ぐ人の思考を聞いたり、分析したり、
コンサルなどに自己投資したりしてしっかり学んでいくことが
成功の近道なのです。
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